③危険因子の数とATISの再発率:Caro J.Eur Heart J 2001;22(suppi)522.

 ATISは、脳や心臓など、複数の臓器で動脈の閉塞が起こりやすい状態にあるため、生活習慣病を有するひとほど問題です。ですから、基礎疾患をお持ちの方は十分注意が必要です。

 高血圧や高コレステロール血症、糖尿病などに代表される生活習慣病は、ほとんどが慢性の病気でもあり、また動脈硬化など、さまざまな合併症を引き起こす原因にもなります。
 例えば、日本人の死亡原因のトップは「がん」です。しかし、循環器の病気を合わせると、すべての「がん種」と合わせたものに匹敵する死亡率となります。
 政府は生活習慣病から引き起こされる疾病を一次予防で食い止めるため、2008年より40歳から75歳までの医療保険加入者を対象に、特定健康診査(特定健診)と特定保健指導をはじめました。その結果、現在、約400万人の人が特定保健指導を受けています。生活習慣病は、日々の生活の中での予防、早めの発見が大切なのです。



危険因子:虚血性脳卒中の既往、一過性脳虚血発作、糖尿病、高血圧症、高コレステロール血症、安定狭心症の既往、心筋梗塞の既往、うっ血性心不全、心房細動、間歇性跛行、末梢動脈疾患



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最終更新日:2011/06/17