②悪気は決してないのですが
血小板は、損傷した輸送路を修復しようと必死です。しかし、それが元凶(血栓)となって動脈を塞ぎ、血液の流れを妨げてしまうことがあります。さらに、血小板のかたまりが、そこからはがれて小さな血管を塞いでしまうこともあります。
すると、結果的には人間の生命を脅かすことになってしまうのです。人にとって必要な血小板が悪影響を引き起こすなんて・・・。不思議ですね。
特に生活習慣病を持っている方は、日々の生活にも注意してくださいね!
注意が必要な主な生活習慣病
①高コレステロール血症
食生活の欧米化によって、日本人は多くの脂肪を摂るようになりました。そして、脂肪の取り過ぎによって増加したコレステロールが動脈の内膜と外膜の間に取り込まれると、ATISを起こす1つの原因になります。
②動脈硬化
若い人は血管がしなやかですが、歳をとると、血管は弾力性を失い、硬くなります。特に40歳以上の方は注意が必要です。
③高血圧
血圧が高い場合は血管の異常収縮が起こり、血管も痛みやすくなり、ATISの原因につながります。
④糖尿病
血糖値が高いと、血液中のブドウ糖も多い状態となり、血液のつまりや、血栓ができやすくなり、ATISの原因につながります。
小凝集塊
血栓(血管内に付着したコレステロールや血液のかたまり)が、さらに小さく集まった状態のこと。
微小血管の閉塞
細い血管の血流をふさいでしまうこと。